上司が指示命令をするトップダウンには、「意思決定が早い」というメリットがあります。
しかし、上司が責任を取るのを避けたがることにより、なかなか意思決定ができなくて、大きな変化ができないという状態もあります。
逆に、現場(部下)の方から上司に意見やアイデアを上げていく「ボトムアップ」というやり方もあります。
しかし、これも「みんながアイデアを出す」というメリットがあっても、「自分の評価」を気にするあまり、本音を言えないという問題が起こっています。
経験の多いベテラン社員は、自分の経験に基づいて物事を考えます。
これは、とても価値のあることです。
しかし、同時に、「柔軟で斬新な発想ができない」というデメリットもあります。
そこで、「経験がないからこそ、柔軟で斬新な発想ができる」若手社員さんに意見やアイデアを求めることが大切です。
このように「関わる人全員が、自分の意見やアイデアを臆することなく発言でき、みんなで考え、みんなで行動していく」こと「360度の関わり方」が必要とされています。
あなたの会社は、こういうアイデア出し、意思決定などのプロセスで、行き詰まっていませんか?
今、変化を求められてる企業に必要なことは、「みんなで考えて、みんなで行動をしていく全員経営」ではないでしょうか。
関わる人たちの価値観が変わり、多様化している今、
私たち企業も価値観を変え、いろいろな立場での発想をする必要が生まれています。